秋冬の花粉症の原因は?口腔アレルギー症候群が現れることも!

日本人の約25%は、花粉症と言われています。

もはや国民病とも言える花粉症。正しくは、「季節性アレルギー性鼻炎」と言います。

アレルゲンとなる花粉が飛散する季節にのみ症状が出ます。

アレルゲンとなる植物花粉は、日本国内だけで約60種類と言われています。

春夏秋冬を問わず、空中に飛散する花粉。春先のスギ花粉ほど遠くまで飛散するわけではなく、患者数も少なめですが、秋冬にも花粉症はあります。

原因植物や症状をご紹介します。

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キク科の植物とハンノキが原因

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秋の花粉症を引き起こす代表的な植物は、ブタクサです。

繁殖力が強く、道端や河川敷を中心に日本各地に広く分布しています。

ブタクサ同様、キク科の植物であるヨモギやセイタカアワダチソウも、秋の花粉症を引き起こす植物です。

いずれも、草丈は伸びてもせいぜい2m。花粉が上空から降ってくるということは、ありません。

花粉が飛散できる距離は、数十m程度です。

原因となる植物が生えている場所に近づかないようにすることで、花粉症の発症を抑えることも可能です。

冬の花粉症を引き起こす代表的な植物は、カバノキ科のハンノキです。

日本全国の山野の低地や湿地に自生する落葉高木で、樹の高さは15~20mです。

北海道に多いとされています。

花粉の飛散時期は、1月から始まり、4月くらいまで続きます。

同じカバノキ科のシラカバと共通の抗原を持つため、ハンノキ花粉症の人は、シラカバの花粉にもアレルギー反応を示すことがあります。

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ハンノキ花粉症では口腔アレルギー症候群が現れることもある

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花粉症は、花粉を異物と認識した体が、花粉を体内に入れまいとする反応です。

花粉が体内に入り、体が花粉を異物と認識すると、体は花粉と結合するlgE抗体という物質を作ります。

lgE抗体ができた後に花粉が体内に入ると、鼻や目の粘膜の肥満細胞の表面にある抗体と花粉が結合します。

肥満細胞からヒスタミンなどの化学物質が分泌され、花粉を体外に出そうとする反応が生じます。

鼻水、くしゃみ、鼻づまりなどの代表的な花粉症の症状は、いずれも、花粉を体外に放出しようとする反応です。

鼻水で洗い流そうとし、くしゃみで花粉を飛ばそうとします。

鼻づまりは、さらに花粉が鼻の中に入らないようにする反応です。

秋冬は、春先のスギ花粉による花粉症に比べると、花粉の飛散量が少ないため、症状は比較的軽いと言えますが、ブタクサなどでは花粉の粒子が小さいため、気管に入って喘息を引き起こすこともあります。

また、ハンノキの花粉症では、口腔アレルギー症候群が現れることもあります。

口腔アレルギー症候群とは、特定の果物や野菜を食べると、口の中が痒くなったり腫れたりする症状です。

外出時にマスクやメガネを着用し、花粉が引っかかりやすい目の粗い織物を着ないようにすることが大切です。

また、花粉症が疑われる場合は、花粉エキスを使った皮膚テストや血液検査を受けることも推奨されています。

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