東京五輪!オリンピックエンブレムの再公募方法!資格は必要か?

9月1日に日本中を駆け抜けたニュースと言えば、東京五輪エンブレムとして発表されていた佐野研二郎氏の作品の取り下げです。

再公募ということで、新国立競技場に次いで振り出しに戻ってしまったエンブレム。

重なる不祥事に、世界が注目し、日本人の自信を喪失させました。

組織委員会は、再公募では応募条件を緩和すると表明していますが、詳細はまだ公表されていません。

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批判が集中した不透明さ

olympicemblem
http://www.gizmodo.jp/2015/07/2020.htmlより引用

2020年の東京オリンピックのエンブレムは、佐野研二郎氏からの申し出を組織委員会が承諾するという形式で、取り下げが決まりました。

エンブレムの白紙撤回を発表した組織委員会の武藤敏郎事務総長は、記者会見の席上、繰り返し、組織委員会は佐野氏が盗用したと判断したわけではないこと、国民の理解が得られないためにエンブレムを撤回することにしたことを強調しました。

いわば、組織委員会の選んだエンブレムを理解できなかった国民に責任があると言わんばかりの説明でした。

その歯切れの悪い説明に納得できない人は、多いのではないでしょうか。

「素人には理解できないかもしれないが、プロの仕事には間違いがない。」といった姿勢で押し通そうとしたことが、今回の騒動を極限まで炎上させたと言えるでしょう。

東京五輪のエンブレムを取り下げた後も、佐野氏の過去の作品の数々には厳しい目が向けられ、盗用疑惑が相次いで指摘されています。

選考過程の不透明さは、騒動が大きくなるにつれて明らかにされました。

デザイン業界で著名な7つの賞のうち、2つ以上を受賞していることが応募条件とされました。

東京ADC賞、TDC賞、JAGDA新人賞、亀倉雄策賞、ニューヨークADC賞、D&AD賞、ONE SHOW DESISN。

この7つの賞全てを受賞していたのが佐野氏です。

「佐野氏ありき」のコンペだったのではないかとの疑惑が広がり、デザイン業界の体質を批判する声も上がっています。

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誰のための、何のためのエンブレムか?

sano
http://curassy.com/I3fa4b97より引用

優れた業績を上げた人の仕事に期待するのは、自然なことでしょう。

しかし、優れた業績を上げた人の作品がプロの人にしか理解できないというのは、おかしな話です。

デザインは、それを見る人全てに受け止められて初めてデザインとして機能するものだからです。

エンブレムの選考ではなく、業績を上げてきたデザイナーの選考になっていたとは言えないでしょうか。

五輪招致を勝ち取った招致エンブレムの作者が、当時女子美大の大学生だった島峰藍さんだったことを考えると、無名の新人にも挑戦するチャンスを与えることが必要なのではないでしょうか。

オリンピックで活躍するのは、アマチュアの選手たちです。

大会を盛り上げるのは、無名の人々です。

そうした人々の心をまとめるのがエンブレムだと言えるでしょう。

選ばれた作品が著名なデザイナーの作品だったとしても、挑戦する機会を与えられたということで、多くの日本人が感動を共有することでしょう。

同じ夢を見ようと燃え立つことでしょう。

五輪にかける日本人の思いを集約するデザインを選ぶことが選考委員の仕事であり、選考委員の仕事には敬意を払う良識を日本人なら持っているはずです。

日本人の良識を信じて、組織委員会が再公募の応募条件を大胆に緩和してくれることを望みたいものです。

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